2018.02.22運動不足

“ドラゴン直伝”自宅でできる簡単基礎トレーニング~ボディーを鍛える足上げ腹筋


こんにちは。プロレスラーのLEONAです。家庭で手軽にできる基礎トレーニング。今回は、ボディーを鍛える足上げ腹筋です。

腹筋は投げるときにはパワーの源

僕がプロレスラーになって、父(藤波辰爾)からまず言われたことは、「とにかく腹筋を太く(=大きく)しろ」ということでした。プロレスラーらしい体形を作るという狙いもあるのですが、それ以上に、プロレスラーにとって腹筋は、投げるときにはパワーの源となりますし、投げられて受け身をとるときは、内臓を守る役目を果たしてくれます。とにかく最も大事な筋肉の一つなのです。それで、徹底的に腹筋は鍛えました。

一般の方の場合、自宅にいて1人で腹筋を鍛える際、ソファの下に両足を差し入れ、仰向(あおむ)けに腹筋運動する方が多いようです。そのやり方で回数を重ねるとソファと接する足の部分が痛くなったり、自分の体重でソファが動いたりして、結構面倒な思いをすることがあります。今回、ご紹介する足上げ腹筋は、足の支えが必要なく、自力でできるので、とても便利です。ぜひ、試していただければと思います。

ポイントは、以下の三つです。

続きはdヘルスケアに入会後
お楽しみください

(1) 頭の後ろで両手を組み、床から離す

頭の後ろに両手を組んだ方が効果的。かかとは床につけない

(2) 腰にストレッチ感を感じるくらいまで足を巻き上げる

足を巻き上げる際は、腰にストレッチ感を感じるくらいまで

(3) 足を下ろす際は、ゆっくりと息を吐きながら下ろす

足を下ろす際はゆっくりと

(4) 足を下ろした際は、かかとを床にふれない

頭を浮かせたままだと苦しい場合は、床につけたままでも構いません。ただ、頭を上げていた方が、腹筋への負荷はより多くかかるので、ちょっと腹筋力が付いたなと感じられたら、頭を上げてチャレンジしてみてください。より効果が上がります。

足を巻き上げる際は、腰に軽くストレッチ感が感じられる程度にしてください。強い痛みを感じるまで上げるのは厳禁です。けがの原因になります。

足を上げる際は、すっと時間をかけずに上げてもらっても大丈夫ですが、下げる際はできるだけ、ゆっくりと下げてください。その方が、腹筋への負荷が長くかかり、トレーニングの効果が増します。

床にかかとをつけると、そこで1回負荷がかからなくなります。最初は5回とか、10回とか、自分に合った回数で結構ですが、その1セットの間、大なり小なりずっと負荷がかかっているよう、かかとは浮かしておいてください。

日常生活でのちょっとした心がけで腹筋を鍛える

こうしたトレーニングに加え、日常生活でのちょっとした心がけで、腹筋を鍛えることができます。人は放っておくと、すぐに楽な姿勢をとろうとし、背中を丸め猫背になりがちです。すると、腹筋に負荷がかからなくなり、次第に筋力が弱ってきます。

そうならないよう、普段から両肩を張り、骨盤をぐいと前に出して歩くように心がけると、腹筋の力を維持することができます。日々の生活で、姿勢を意識して正していただければと思います。

プロレスデビュー5年目、まだまだ新人

さて、僕がプロレスラーとしてデビューしたのは2013年11月で、レスラー生活は5年目に突入しました。僕は、父親が主宰する「ドラディション」の所属選手なのですが、昨年から他団体の「NOAH(ノア)」のリングに定期的に上がらせていただいています。おかげで、かなりの試合数を経験することができるようになり、それまでは負け続けだったのですが、フォール勝ちすることができるようになりました。とはいえ、まだまだ新人の域を脱するほどではありません。さらに、体と心を鍛えて、強くなりたいと願っています。

そうした僕に、さらに励みとなるような出来事がありました。今年の1月23日は、父・藤波辰爾がニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、WWWFジュニアヘビー級のベルトを獲得して、ちょうど40年にあたる節目の日でした。それを祝う、内輪の会合で、そのチャンピオンベルトが披露されたのです。通常、ベルトはチャンピオンが変わると移動するのですが、10回連続防衛を称(たた)え、父に寄贈されたものです。

寄贈されたWWWFジュニアヘビー級のベルト

そのベルトの輝きを目の当たりにし、いつか自分もこのようなチャンピオンベルトを腰に巻きたいと誓いを新たにしたのでした。もちろん、その前に、父と戦い、倒さなくてはならないのですが。

では、次回、またお会いしましょう。

筆者:LEONA / れおな

LEONA / れおな

本名・藤波怜於南。1993年生まれ、東京都出身。立教大学法学部法学科卒。小さい頃から、父・藤波辰爾のプロレスの試合を見て育つ。2012年4月、父の試合後にプロレス界入りを直訴し、イギリスにあるプロレスラー養成ジム「蛇の穴」への武者修行の旅に出る。13年5月のエキシビションマッチを経て、同年11月19日の後楽園ホール、対船木誠勝戦でデビュー。以後、所属のドラディションを始め、各団体のリングで好ファイトを繰り広げている。身長173センチ、体重90キロ。

記事提供:ヨミドクター(読売新聞)

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